1979年(昭和54年)8月16日、箕島対星稜、延長18回の死闘——この試合は高校野球史上最高の試合とされている。
阪神甲子園球場で行われた第61回全国高等学校野球選手権大会の3回戦、和歌山代表・和歌山県立箕島高等学校対石川代表・星稜高等学校の試合は、延長18回、奇跡的な展開が試合の流れを二転三転、3時間50分の大熱戦となった。
この年の春、第51回選抜高等学校野球大会で優勝の箕島は、4対3でこの試合を制し、史上3校目、公立高校としては初の春夏連覇を達成した。
16時6分に開始されたこの試合は、NHKが試合開始から18時まで、18時から試合終了まではNHK教育テレビで放映された。NHK教育テレビ放映時間中に、視聴率29.4%を記録した。
80s!