1983年6月30日

1983年6月30日

1983年(昭和58年)6月30日、この日に放送されたTBSのザ・ベストテンで、原田知世の3枚目のシングル「時をかける少女」(同名映画の主題歌)が、初登場第7位にランクインした。このシングルの発売は1983年4月21日、作詞作曲は松任谷由実が手がけている。ザ・ベストテンでは、6月2日に今週のスポットライトのコーナーで出演を果たし、4週目でのランクインとなった。

原田知世は中学3年生(14歳)のときに、1982年(昭和57年)に開催された「角川映画大型新人募集」に応募して特別賞を受賞、芸能界入りする。

1982年7月5日から9月20日まで毎週月曜日19:00 – 19:30に、フジテレビ系で放送されたテレビドラマ「セーラー服と機関銃』でデビュー。主題歌の「悲しいくらいほんとの話」(1982年7月5日リリース)がデビュー曲となった。

1982年10月からはテレビドラマ『ねらわれた学園』(フジテレビ系列、1982年10月11日 – 1982年12月27日)に主役で出演、主題歌「ときめきのアクシデント」が2枚目のシングルとして1982年10月21日にリリースされている。

1983年には原田知世初主演の映画『時をかける少女」が1983年7月16日に公開された。
監督は大林宣彦、原作は筒井康隆のジュブナイルSF小説。この映画は大林宣彦の「尾道三部作」(他の2作は『転校生』・『さびしんぼう』)の2作目に数えられ、ロケの多くを広島県尾道市(一部は竹原市)で行っている。劇場公開時は薬師丸ひろ子主演の『探偵物語』と同時上映だった。この作品で原田知世は、第7回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。配収は28億円を記録し、日本配給収入ランキングで年間5位、邦画では『南極物語』に次ぐ2位となった。

1983年日本配給収入トップ10

順位タイトル配給収入
1E.T.96.2億円
2南極物語59.0億円
3スター・ウォーズ ジェダイの復讐37.2億円
4フラッシュダンス34.0億円
5探偵物語 / 時をかける少女28.0億円
6007 オクトパシー19.2億円
7汚れた英雄 / 伊賀忍法帖16.0億円
8男はつらいよ 花も嵐も寅次郎 / 次郎長青春篇 つっぱり清水港15.5億円
9プルメリアの伝説 天国のキッス / 刑事物語2 りんごの詩12.0億円
9ランボー12.0億円

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