1984年(昭和59年)11月16日、午前11時50分ごろ、東京・世田谷区の電電公社世田谷電報電話局近くの専用トンネルで、増設工事中の電話ケーブルから出火、17時間にわたって延焼するという火災事故が発生した。このため、加入電話約8万9000回線が不通となったほか一部の銀行で預金の引き出しができないなどの影響が出た。119番や110番の緊急通報もできなくなったため、消防は火の見やぐらを活用、市民が直接交番に出向いて出動要請をするなどの事態も生じた。電電公社が完全復旧宣言を出すまでに9日間を要した。
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