1986年(昭和61年)12月9日、お笑いタレントのビートたけしとその弟子・たけし軍団ら11人が、講談社本館(東京都文京区音羽)にある写真週刊誌『フライデー』の編集部を襲撃した。たけしらは住居侵入・器物損壊・暴行の容疑で、大塚警察署によって現行犯逮捕された。その後、逃亡のおそれ無しとして釈放された。
たけしの所属事務所・太田プロダクションは、たけし及び軍団メンバーについて半年間芸能活動の自粛を発表した。12月22日に記者会見を開いたのを最後に、たけしがメディアに登場することは無くなった。
1987年(昭和62年)6月10日、東京地方裁判所は傷害罪でたけしに対して懲役6カ月(執行猶予2年)の判決を下し、控訴しなかったため刑が確定した。たけし軍団メンバーは1987年3月2日に起訴猶予処分となった。たけしらは約半年の謹慎を経て芸能活動を再開した。
80s!