1989年(平成元年)8月23日、当時ソビエト連邦の統治下にあったバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で、独立運動の一環として、約200万人が参加したデモ活動が行われた。バルトの道と呼ばれるこの活動は、エストニア、ラトビア、およびリトアニアのそれぞれの首都から首都を約200万人の民衆が手をつなぎ、およそ600キロメートルの人間の鎖を形成した。
バルト三国は、1990年3月にソビエト連邦からの独立回復宣言を行い、1991年にソ連が承認、日本は1991年9月6日にバルト三国を国家として承認し、10月10日に「新たな外交関係」を開設した。
80s!